国際的競技会の気象業務

サーフィン等マリンレジャーに特化した気象予報業務を行なっており、2021年に日本で行われた国際大会(諸事情により名称記載できず)のサーフィン種目にも何か携わることが出来ればと考えておりましたが、日頃より取引させて頂いているなみある?様のお仕事として、サーフィン競技(釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ)担当の予報業務に携わることが出来ました。

釣ヶ崎海岸サーフィンビーチの気象予報業務

日本での国際大会開催とサーフィン競技の正式種目追加が決まった当時は、必ずしも大きな波があるとは限らない日本開催による波の有無が懸念の主役でしたが、いざ開催を迎えると、台風8号が接近する中での競技日程となり、その台風進路も日本の気象庁GSMモデルと欧州ECMWFモデルで予測が完全に二分する(台風の進路が定まらない)中での悩ましい予報業務となり・・

最終日は一般的にはサーフィン厳しい波(入水を絶対に控えるべき状況)でしたが、世界トップクラスの選手はそのようなコンディションの中でもパフォーマンスを世界に向けて発信し、弊社のマリンレジャー気象予報業務の経験としても、競技予報に留まらない現地施設や構造物に対しての予報など、大きなイベントならではの貴重な経験を積ませて頂きました。

国際大会サーフィン競技 釣ヶ崎海岸サーフィンビーチ

※早朝(深夜)からの予報担当で午後の決勝時はホテルに戻りTV観戦

弊社はおそらく日本一小さな気象会社ですが、これからもマリンレジャーの気象予報業務に特化した気象会社として精進してまいります。